Kさん

研究・開発での経験を活かしながら、お客様のニーズに寄り添う

【経歴】
大学ではバイオ分野の研究。2017年にパレス化学へ入社。入社後は4年半ほど技術部門を経験。その後は営業部に異動し、新規顧客の開拓やアフターフォローなどを行っている。

多種多様なお客様の現場に触れられることが、営業の面白さ

営業部の主な業務は、技術部門が製造した製品の営業・販売活動です。またお客様に対し、製品の扱いに問題がないかアフターフォローをするほか、化学物質の法規制改訂などのご案内、販売店様と連携ながら新規顧客の開拓なども行っています。

私は、入社当初は技術部門で水溶性加工用潤滑剤の研究・開発を行っていました。そこから約4年後に営業部に配属。技術部門にいたときは研究室内での業務が多かったため、営業部になったことで、直接お客様と接する機会が多くなりましたね。加工用潤滑剤は、自動車や機械の部品をはじめ、多種多様な製品の製造に活用されているため、それらの製造現場を直接見たり、お話を聞けたりすることは大変面白いです。

専門的な分野だからこそ、
どんなお客様にも分かりやすく説明することを意識

技術部での経験は営業活動にも役立っており、研究・開発で身に付けた知識を生かして、商品のご説明やご提案ができています。自社製品への理解が深まったうえで営業ができたことは大変良かったですね。

しかし、自分が専門知識を有しているがゆえに、お客様への伝え方には特に気を付けなければならないということも痛感しました。お客様は専門的な知識に詳しくない場合が多いものです。「金属加工用潤滑剤」と言われてもピンとこない方がほとんどだと思います。専門用語を多用して説明しても、理解されなかったり、誤解を招いてしまったりしたことが多々ありました。したがって、誰に対しても分かりやすく伝わるよう、言葉をかみ砕いて説明をすることを意識しています。

パレス化学の強みは、柔軟性が高く小回りが利くこと

パレス化学では基本的に、受注生産にて製品を製造しています。大きい会社さんと比べて小回りも利きやすく、お客様のニーズをピンポイントで満たす開発ができる点は、パレス化学の強みではないでしょうか。

また本社と工場がすぐそばにあるため、技術部門以外の人でも、実際に商品の状態や完成形を確認できる点も良いですね。お客様に対して、正しく、より詳細に製品情報をお伝えできますし、急な要望があった際にも現場担当者と相談しながら対応することができます。会社の規模が大きすぎないからこそ実現できる柔軟性の高さは、パレス化学の魅力です。

専門スキルの習得は入社後で問題なし。
丁寧な教育・研修で一歩ずつ成長できる

パレス化学で営業職をするうえで、特別なスキルや能力は必要ありません。それよりも、人とコミュニケーションを取ることが好きな方、「いろいろな会社の製品を見てみたい!」という好奇心が旺盛な方であれば楽しめる仕事だと思います。

パレス化学で行っている研究・開発はニッチなものですが、これまで違う分野の研究をしてきた方も、入社後に知識を身に付けていけるので心配はいりません。入社後もすぐに研究・開発を行うわけでなく、研修期間が設けられており、必要となる知識を一通り習ったうえで、各部署へ配属されます。また配属後もOJTのような形で、先輩社員が業務のやり方を一つ一つ丁寧に教えてくれますので、ご安心ください。私も、最初は右も左もわからない状態でしたが、日々の仕事を通じて、一歩ずつ知識や技術を高めていきました。

専門的なスキルの習得は入社してからで全く問題ありません。パレス化学の仕事に少しでも興味のある方は、是非一度、お話を聞きに来ていただけたらと思います。